読書

テミスの求刑 大文字剛明著

これ、めちゃめちゃいいです。ストーリー展開も抜群でかつ愛があります。キャラもめちゃ立ちです。みくびってました。反省です。

カエルの楽園2020 百田尚樹著

1日ですぐに読めました。暇潰しには最適です。でも、誰でも書けそうな安易な子供騙しのような小説です。これは寓話とは言わないのでは。

割れた誇り 堂場瞬一著

前作に続いて今一つですが読んでしまいました。登場人物が物足りなく、展開も迫力に欠け、ドキドキ考えも愛も無いです。

合理的にあり得ない 柚月裕子著

楽に楽しく読み進めましたが、感動や深みはありません。並の小説です。

ラストライン 堂場瞬一著

面白く読み進めますが、スケールが小さいことと、驚きが足りないこと、それから自殺の動機が生煮えなことがマイナスです。新宿鮫の鮫島さんや晶ちゃんの魅力には大きく及ばないですね。でも、続編は読んでもいいですね。

もういちどベートーベン 中山七里著

これ、めちゃめちゃよいです。読むのが止まらない面白さです。久し振りに良い小説に巡り会いました。前作のどこかでベートーベンはブログを読み返すと評価がかなり低かったようですが、もう一回読み直したほうがいいですかね。

ヘイ・ジュード 小路幸也著

東京バンドワゴンシリーズの最新文庫です。いいですねー、LOVEがありますねー。みんながどんどん幸せになっていきます。研人くんはめりいちゃんのカップルが一番ですかね。

素敵な日本人 東野圭吾著

帯に「この作家に、ハズレなし。」とありますが、大嘘です。全くのハズレです。最後の話の最後が少し◯です。でも、後は全部ダメダメです。

鉄の音 池井戸潤著

他の池井戸さんの小説に比べると爽快感はないですが、深い味わいがあります。ラストのハッピーエンドが欲しかったです。三橋さんは逮捕を逃れて欲しかったし、萌と平太も・・・です。でも、読み応えは十分でした。よかったです。

火曜クラブ アガサ・クリスティ著

ミス・マープルのらしさがどの短編にも十分に発揮されてます。ただし、やはり短編なので醍醐味的には今一つではありますが、これはやむなしです。最後から2つ目のバンガロー事件が一番ですかね。

オーデュボンの祈り 伊坂幸太郎著

伊坂幸太郎さんのデビュー作です。良くできてますが、切れ味は今一つです。爽快感や劇的な展開に欠けます。

ラッシュライフ 伊坂幸太郎著

伊坂幸太郎さんの古い小説です。途中(最後の少し前)まではドキドキ楽しめましたが、最後がもっとハッピーエンドであって欲しかったです。佐々岡さんの幸せとか。 でも、もう一度読み返します。

あきない世傳 金と銀 8 高田郁著

途中までは安定の面白さでしたが、妹の結がバカすぎて頭にきます。フラストレーションが溜まる最後でした。次で解決して欲しいものです。

悪寒 伊岡瞬著

爽快感や大どんでん返しや本当の愛はありませんが、よくできた小説です。でも、ストーリーはちょっと無理矢理っぽいですがね。かつ主人公が行けてなさすぎです。

十二人の手紙 井上ひさし著

劇的なダイナミックさはありませんが、一つ一つの話がまずまず面白くて、そして最後に全体として一つになっているところがよかったです。読んだ甲斐はあります。

依頼人は死んだ 若竹七海著

全く有り得ない小説です。大失敗です。よくこんな本を恥ずかしげもなく売れますね。意味がわかりません。 そもそもコートの男は何なのか?催眠術はご法度でしょ。どこに落ちがあるのかな?久し振りに最悪の小説を読んでしまいました。反省です。

アリバイ崩し承ります 大山誠一郎著

トリックは良くできてます。でも、かなりわざとらしく現実感には乏しいです。良くも悪くも京大出身推理作家らしいところです。

世襲人事 高杉良著

これは素晴らしい小説です。こんな人になりたかったです。感動をありがとうございました。

ビートルズ マーク・ハーツガード著

勉強になりました。まだまだビートルズにはわからないことが多くて奥が深いです。やっぱりビートルズは永遠ですね。

ランチ探偵 水生大海著

レベルの低い愚にもつかない三流小説です。トリックの水準が低すぎます。暇潰しにはなりますが、時間の無駄とも言えます。

そして誰もいなくなった アガサ・クリスティ著

中学生の時に読んだ名作をもう一度読んでみました。やっぱり名作です。すっかりだまされました。アガサ・クリスティはスゴいですね。でも、私はオリエント急行が一番好きです。

去就-隠蔽捜査6- 今野敏著

このシリーズは最高です。自分も竜崎さんのように生きたいものです。まあ無理ですが。人生の指針を示してくれる貴重な小説です。

i 西加奈子著

なんだこれは。厨二病の作家が厨二病の主人公の小説を書いたふざけた小説です。すっかり時間を無駄にしてしまいました。

五匹の小豚 アガサ・クリスティ著

素晴らしいです。もっと早く読むべきでした。本格ミステリーのじれったさやめんどくささもなく、最後には愛があります。こういう小説にはお金を払うべきです。

スーツケースの半分は 近藤史恵著

これいいです。大きな感動はないですが、小さな幸せが詰まってます。何回も読み返したくなります。良い小説に出会えました。

珈琲店タレーランの事件簿6 岡崎琢磨著

思っていたりもかなり良かったです。とても感動しました。今回はストーリーやトリックに大きな違和感もなく、話がすっと入ってきました。やはり愛のある話は素敵です。美星ちゃんとアオヤマさんのカップル正式誕生もうれしいです。でも、エピローグが一番感…

マル暴甘糟 今野敏著

ダイナミックさに欠けるし、ストーリーやプロットもちょっとどうかなと思いますが、暇潰しに読むには悪くはないです。でも、今野さんの作品では竜崎さんのシリーズには遠く及ばないですね。

裏切りのホワイトカード 石田衣良著

IWGPはいつ読んでも感動です。登場人物がみんなかっこいいですねもう一度1巻から読みたいくらいです。次が楽しみです。

犯罪小説集 吉田修一著

全くダメです。愛もないし劇的な結末もなく、「えっ、何?」って感じです。

ワルツを踊ろう 中山七里著

今回の中山さんの作品にはガッカリです。真犯人(トリック)は途中で丸わかりだし、内容は下品だし、全く愛もありません。こんな小説書かないで欲しいです。