読書

サーチライトと誘蛾灯 櫻田智也著

面白くないです。引き込まれるものがなく、ミステリーとしても3級品です。

ブラックショーマンと名もなき町の殺人 東野圭吾著

東野圭吾さんの文庫最新作です。安定の面白さです。ちょっと無理やり感とわざとらしさはありますが、最近の東野さんの作品では一番だと思います。特に新しいヒーローが素敵です。次も早く読みたいです。

ローマ人の物語 塩野七生著

昔読んだローマ人の物語を、もう一度読むこととしました。43冊もあるので、今回はブックオフの中古です。

オムニバス 誉田哲也著

姫川玲子シリーズの最新刊かつ短編集です。楽に読めますが、それぞれの話に深味が足りません。悪くはないですが、これまでの長編に比べるとかなり今一つです。

希望の糸 東野圭吾著

よかったです。泣きます。やはり東野圭吾さんですね。犯人が自白するところは、かなり疑問が残りますが、それ以外は素晴らしいです。一気に読めました。

逆ソクラテス 伊坂幸太郎著

これ、めっちゃいいです。伊坂幸太郎さんの最高傑作がです。(「砂漠」のほうが上かな?) やはり、真面目に正直に生きることが大切ですね。

あきない世傳 金と銀 13 高田郁著

長年楽しませていただいた幸の物語が大団円です。よかったです。やはりハッピーエンド、特に努力の後のハッピーエンドは最高ですね。結ちゃんのことが少し心配ですが、また外伝でもできそうですね。

往復書簡 湊かなえ著

秀作です。よかったです。吉永小百合さんの映画を観て、礼文島に行ってきます。

SOSの猿 伊坂幸太郎著

何度も途中で挫折して、ようやく読み終わりました。かなり微妙で意味不明です。時間の無駄でした。

クスノキの番人 東野圭吾著

東野圭吾さんの文庫新刊です。 東野さんは私の中では最近は評価が下がり気味で、今回も途中まではうんざりしてましたが、最後は泣かされました。流石です。でも、こんな木があるとは思えず、また主人公の急成長も疑問ではありますが、小説ってこういうもので…

元彼の遺言状 新川帆立著

非現実的かつご都合主義のつまらない話です。わざとらしさ満載です。感情移入が全くできませんでした。この作家さんの小説は読まないこととします。

隠蔽捜査8 清明 今野敏著

久し振りに本を読みきりました。隠蔽捜査の新刊です。爽快感は今一つで、警視庁と神奈川県警、刑事部と公安部というありきたりな設定ですが、やはり面白かったです。OBの滝口さんや阿久津参事管等の魅力的な人物も登場です。これからが楽しみです。

あきない世傳 金と銀 12

今回は悪い話がなく、痛快な話題も多く、よかったです。今後の展開も楽しみです。吉原での衣装競べはどうなるのでしょうか。姉妹の関係修復はあるのですかね。早く読みたいです。

炎環 永井路子著

来年の大河ドラマの主人公 北条義時のお話です。大河面白そうです。それにしても鎌倉時代初期は戦国時代以上に血で血を洗う時代でしたね。

未来 湊かなえ著

やっぱり湊さんには賛同できません。こんな不幸のオンパレードは有り得ないです。世の中にはもう少しは努力と希望があるはずです。ちょっと辛いです。

護られなかった者たちへ 中山七里著

よかったです。でも、絶賛するほどではありません。最後のどんでん返しもわざとらしいです。全てがご都合主義で、無理やり感がありますね。

あきない世傳 金と銀 11

今回もよかったです。これまでで最高ですね。次が少し心配です。でも結ちゃんはそんなに悪い娘ではないですよね。まだまだ楽しみは続きます。

能面検事 中山七里著

今回はどんでん返しではありませんでしたが、最後の10ページまで犯人がわからない本格ミステリーで、軽いのに読み応えありました。おもしろいです。

羊をめぐる冒険(下) 村上春樹著

わかりません。さっぱりわかりません。何を言いたいのか、何が素晴らしいのか、私の頭が悪いのでしょうか? 全てがわかりません。ネタバレでも読んで勉強します。とりあえず美深に行ってきます。

羊をめぐる冒険(上) 村上春樹著

夏休みに北海道に行くので読んでみましたが、いつものとおり現実離れした感動もなにもない空虚な自己満足的な小説です。かなり苦痛ですが、下巻も頑張って読んでみます。

昨日がなければ明日もない 宮部みゆき著

宮部みゆきさんの杉村さんシリーズの最新作です。ちょっと暗すぎです。愛も優しさもありません。こんな人いないと思います。ストーリーもミステリーも中途半端です。かなり残念です。

合唱 岬洋介の帰還 中山七里著

これは面白いです。爽快感とミステリーが十分です。あっという間に読めてしまいました。

アンド・アイ・ラブ・ハー 小路幸也著

東京バンドワゴンの新作です。今回は少し感動が少ないですね。ほとんど泣けません。残念です。

白鳥とコウモリ 東野圭吾著

楽しんで読めましたが、真犯人の動機が不十分です。ちょっと無理やり感がありますね。もう少し明確なハッピーエンドが良いですね。520ページは長過ぎです。

鎌倉うずまき案内所 青山美智子著

よかったです。何度も読み返します。良くできてます。

魔力の胎動 東野圭吾著

久し振りに東野圭吾さんの良い作品に出会えました。ラプラスの魔女よりも良かったと思います。第4章はちょっと中途半端ですね。話の繋がりがスムーズではないです。

神様の御用人10 浅葉なつ著

神様の御用人もこの巻で完結です。なかなか良いシリーズでした。勉強になりました。最後の2巻は阿弖流為と坂上田村麻呂の話でしたが、やっぱり泣けました。ちょっと嘘っぽいところはありましたが、それを上回る良さがありました。

幸福な食卓 瀬尾まいこ著

これもダメです。意味がわからないです。さらに何で大浦くん死んじゃいますか? 残念です。

ビタミンF 重松清著

評判ほどには感動はありません。一つ一つの話がもっと大きな結末を期待してましたが、若干のフラストレーションです。それぞれ良くできた話だとは思いますが、期待はずれでもあります。もっと泣きたかったです。

戸村飯店青春100連発 瀬尾まいこ著

感動はありますが、少し物足りないですね。「そして、バトンは渡された」のほうが遥かに素晴らしいです。でも、「強運の持ち主」よりも上ですね。