読書

任侠浴場 今野敏著

あっという間に読めてしまいます。ただし、今回は前の3巻と比較すると内容が薄いです。特に部下の活躍が今一つです。もっと盛り上げて欲しかったです。

あきない世傳金と銀10 高田郁著

やっぱりよかったです。前巻のモヤモヤがかなり払拭されました。ちょっと大袈裟ですが、スッキリしました。

春にして君を離れ アガサ・クリスティー著

勘違いおばさんの妄想話です。全く面白くないです。何故に誰も正しいアクションを起こさないのか不思議です。困った人達です。こんな話は歴史に残る価値はないと思います。

紙鑑定士の事件ファイル 歌田年著

ストーリーは非現実的かつ超ご都合主義な三流小説です。犯人を精神病者にするというやらかしちゃった感ありありで、何故大賞なのか理解に苦しみます。残念でした。

涼宮ハルヒの直観 谷川流著

ガッカリです。ハルヒも終わったね。何を言いたいかもわからず、感動もなく、ハルヒやみんなの能力も発揮されず、詐欺みたいなものです。残念です。

強運の持ち主 瀬尾まいこ著

先日読んだ「そして、バトンは渡された」と比べると全くダメです。感動がないです。ストーリーも面白くないです。もう少しひねりがないとガッカリします。

ノーマンズランド 誉田哲也著

姫川玲子シリーズの最新作です。よかったです。このシリーズでベストだと思います。今後の武見さんとの進展が気になります。ガンテツさんは次くらいで死んじゃいそうかな。次がとても楽しみです。

お伽草子 太宰治著

先日、太宰治さんの斜陽館を訪れたことから、この本を読んでみましたが、あまり面白くなかったです。他の作品を読むかどうか迷ってます。

首折り男のための協奏曲 伊坂幸太郎著

間違って2回目の購入です。1回目の評価は悪かったようですが、今回は良かったです。どの話も短編として完成されながら、全体として微妙につながってます。特に最後の合コンの話が良かったです。

ポワロの事件簿1 アガサ・クリスティ著

短編はスケールが小さく感動がありません。暇潰しにはなりますが。

十字軍物語 4 塩野七生著

塩野さんの文体は相変わらず素敵です。また、とても勉強になりました。十字軍のことがよーくわかりました。それにしても塩野さんはリチャード獅子心王とフリードリッヒ二世が相当のお気に入りのようですね。確かに優秀ですね。もし、ルイ九世の代わりにこの…

歴史のIF 本郷和人著

暇潰しには面白いですが、ありきたりな内容です。誰でも知っているような話で、学者が研究した成果とは全く言えないと思います。

夢をかなえるゾウ4 水野敬也著

今回も勉強にはなりましたが、娯楽作としてはこれまでのほうが上ですね。かつ、話の筋もありきたりで無理やり感もありました。1巻目が一番よかったです。ハードカバーで読む必要は全くありませんが、GoToトラベルの地域振興クーポンで無駄遣いしました。

十字軍物語 3 塩野七生著

塩野さんの小説はいつ読んでも素晴らしいです。語り口が素敵なことと、大昔の話を見てきたように話すところが最高です。獅子心王リチャードは魅力的ですが、それ以上にサラディンと弟のアラディールも良いですね。

池袋ウエストゲートパーク ザレジェンド 石田衣良著

安定感のある面白さです。マコトとキングは最高ですね。最新刊がそこまでの傑作ではなかったので、次に期待です。

盤上の向日葵(下) 柚月裕子著

全くの期待外れです。帯の評価は嘘八百です。こんな小説で立てなくならないです。ストーリー展開も予想通りで、結末もがっかりで、かつ愛も感動もありません。スピーディーに読み進めるところだけは暇潰しとして価値があります。

盤上の向日葵(上) 柚月裕子著

帯の評価はめっちゃ高そうですが、上巻だけではまだわかりません。ストーリー展開がしっかりしていて、読み応えとどんどん読み進むストレスの低さは感じますが、下巻を読まないと何とも言えないですね。下巻を楽しみます。

あきない世傳 金と銀 9 高田郁著

今回はまりスカッとしませんでした。妹は最低ですね。次回がとても楽しみです。

本日は、お日柄もよく 原田マハ著

正統派の感動小説です。しかしながら、冷静に考えると話の筋は平凡です。大きなどんでん返しも、期待以上の盛り上げもありません。でも、良い小説です。

アルルカンと道化師 池井戸潤著

半沢直樹の新作で、昔の話です。 他の半沢直樹シリーズほどの爽快感はありませんが、ミステリー的な謎解きやアートの香りがあります。あっという間に読めてしまいます。面白かったです。

七つの試練 石田衣良著

語り口は相変わらず楽しいですが、ストーリーはレベルが下がってます。今一つです。

そして、バトンは渡された 瀬尾まいこ著

この小説、めちゃめちゃ良いです。暖かい感動があります。泣きます。もう一度読みます。優子ちゃんかわいいです。梨花さんカッコいいです。泉ヶ原さん素敵です。でも、やっぱり森宮さんが最高です。是非ともテレビドラマで観たいです。優子ちゃんは誰がやる…

巴里マカロンの謎 米澤穂信著

まどろっこしくてスケールが小さいです。トリックも「何ですかこれは?」というレベルです。感動も爽快感もやられた感も何もないです。残念な小説です。そういえば氷菓もそんな感じでしたね。

1973年のピンボール 村上春樹著

またもや意味不明です。やっぱり村上春樹さんはダメです。感動がありません。理由がわかりません。もう読まないようにします。ただし、北海道に行くときはちょっと考えます。

風の歌を聴け 村上春樹著

全く理解不能です。意味不明です。何故にこんな小説が評価されるのでしょうか?感動もなければ盛り上がりもなく、愛もどこにもありません。中二病小説ですね。

四捨五入殺人事件 井上ひさし著

よかったです。古くさい部分は当然ながらありますが、愛もあってハッピーエンドもある良い作品です。帯にどんでん返しとは書かないで欲しいですね。

棲月 今野敏著

隠蔽捜索の7巻目です。このシリーズは本当におもしろいです。ただし、ストーリーはかなりご都合主義で、マンネリ感もあります。でも、やっぱり良いです。次が楽しみです。次は神奈川県警です。

バター 柚木麻子著

全く現実的ではない中二病おばさんの小説です。なんで獄中のおばさんが何でもできちゃうんですかね。理解不能です。こんな小説が評価されるわけがないと思いますが、帯のコメント どうなってるのでしょうかね。

ホワイトラビット 伊坂幸太郎著

中の上か上の下です。おもしろいです。斬新です。もう一度読み返します。愛もあります。ハッピーエンドです。黒澤さん最高です。

望み 雫井脩介著

最後は泣きましたが、どんでん返しやドラマチックな展開も私が期待したような大きな愛もハッピーエンドもありません。最後以外はなかなかスピーディーには読み進めません。よって、あまり評価できませんが、映画は見に行ってもいいかなとも思います。